外壁を、ナノコンポジットW(無機系ハイラジカル制御型シリコン樹脂塗料※3分艶)(HN-10、NC-10)にて施工させていただきました。
初めに、お家の状態の診断をさせていただきました。
“目地(シーリング材)の消耗”と、“外壁の防水効果切れ”が見受けられました。
この段階ではまだ、外壁の“表面塗膜のみ”が傷んでいる状態ですが、そこで手を入れず放っておいてしまうと、“外壁材そのもの”の割れ・反りといった重大な症状を招いてしまいます。
ハウスメーカーも公表しているように、塗装で済ませるのであれば「築10年ごろ」がお手入れの目安ですが、その根本にあるのは、「早め(傷む前)に手を入れるからこそ、お家をキレイに長持ちさせ、費用も抑えることができる」という鉄則です。
Ｊ様とは、築10年の節目を少し過ぎた頃に出会いましたが、これも何かのご縁と、担当者およびびわ湖マチヌリをはじめから全面的に信用してくださり、工事をお任せいただきました。
塗装色についてですが、当初からのＪ様の強いご希望は、黒系のお色一択でした。
「ナノコンポジットＷで出せる、最も黒い色(いわゆる限界色)がいい」とのことでしたので、あくまでも耐久性が落ちない範囲で、塗料を調色させていただきました。
配色についても、もともとの色分けからは少し変え、2階の一部(正面部)も黒色で塗装しました。
横向きに走っている帯も黒色に揃えたことで、全体としてとても重厚感のある、格調高い外観に生まれ変わったと思います。
工事期間中には、ご家族旅行に行かれた先で、わざわざお土産を選んで買ってきてくださったりと、本当によくしていただきました。
工事がすべて終わった後、Ｊ様に、「プランの提案の際、他社のことをいろいろ細かく尋ねたけれど、けなしたり悪口を言ったりしなかったことが印象的でした」とおっしゃっていただいたことをよく覚えております。
いつも笑顔で出迎えてくださって、本当にありがとうございました。
今後とも、びわ湖マチヌリをどうぞよろしくお願いいたします。
施工前
施工後
